魚住日記

ロードバイクFELT F75に乗りながら、ヴィッセルを応援したり、漫画読んだり、ゲームしたり、写真撮ったりするブログ

2016年J1 14節 ヴィッセル神戸vs大宮アルディージャ 所感と評価

なんとか勝ち点1をもぎ取りました・・・
見ててしんどかったぞー


試合結果

神戸 :2 (77')小林 成豪(84')レアンドロ
大宮 :2 (12')奥井 諒 (62')江坂 任

 

大宮はレギュラーCBの二人がコンディション不良ということで若手が出場ということと、ムルジャがいないということで
そこそこ神戸に有利な展開になるかと思ったのですが、そういうことも無くズタズタにやられました。
まさに堅守多攻といった感じで強かったですねー
イーニョや江坂、沼田といったメンバーが縦に早く推進力のある攻撃を見せてきたかと思えば
家長が自由に動き回ってスローダウンから決定的なパスを供給するなど守備陣が翻弄されまくる破壊力のある大宮の攻撃でした。
守備陣も安定してましたし、快進撃もフロックではないということが証明されましたね。

 

対する神戸は後半の交代で藤田と小林が入ってくるまでは、なんともお粗末な試合展開でした。
ただ小林と藤田が入ってからは、攻撃に流動性と勢いが出てきましたね。
大宮のスタミナが切れてきたとはいえ、間で受けて正確にパスを回せる選手が入ってくると流れがきますね。

 

1失点目:
家長の時間が止まったかのようなキープから、ピンポイントのクロスが放たれ
突っ込んできた奥井がヘッドでゴール。
これは家長に詰め切れなかった北本とボールウォッチャーになってた相馬がダメでしたね。

綺麗な恩返しゴールをされてしまいました。

 

2失点目:
奥井が綺麗に相馬の裏にスルーパスを出した時点でほぼ決まったゴールですね。
危険な位置にトップスピードで突っ込んできてゴールを奪った江坂もすごいです。

それにしても奥井も気合が入っていたとはいえ、この試合のMOMに選ばれるのも当然のプレーでした。
神戸にとって危険なパスやクロスも多々供給してましたし、一つ一つのプレーに気迫を感じました。
なぜこのプレーが神戸でできなかったのか・・・ 
まぁ戦術や環境などが合わなかったんでしょうね。
こういうことがあるから移籍というのはワクワクします。
(ウヨンも峻希も移籍してきて輝いた選手ですしね)


1得点目:
交代で入った藤田と小林で奪ったゴールです。
藤田いるのといないのとではセットプレーの期待感がまったく違いますね。
そこまで大きくない小林ですが、綺麗にフリーになっていたので丁寧に合わせていくヘディングで
記念すべきJ1初ゴールとなりました。

 

2得点目:
イケイケドンドンのムードの中、ヒデからのピンポイントのアーリークロス
レアンドロが下がりながら頭に当てるという不利な体勢できっちり決めました。
やっぱりレアンドロのシュート技術は頭一つ抜けていますね。

そしてヒデのアシストですね。
この前から惜しいミドルシュートを放ったり、セカンドボールを良い位置で回収するなど
上手にフリーになっていたのでドンピシャのアシストを放つことができました。
見事です。


良かったところ

小林の活躍

相手が疲れてきていた時間ということもありましたが、まさにチームを活性化させて
流れをガラリと変えることができました。
カウンターとなれば高速で前へ前へとドリブルできますし、遅攻時も球離れが早く
的確にボールをまわすことができるので前線が活性化されました。

 

少しレアンドロと合わないシーンや、自分で打ってよ!って思うシーンもあったので、そこが少し足りなかったところですね。
とはいえシュートのセンスも精度もあるので、意識改革さえすればまちがいなくブレークできます。
今年もっといっぱい見たい選手ですね。

 

藤田の復帰
途中交代やベンチ外になっていてめちゃくちゃ不安でしたが、この試合では途中から入ってきてきちんと結果を出してくれました。
怪我の情報も出ていなかったですし、コンディション不良なのか実は怪我していたのか不安だったのですが
この感じでは次節鳥栖戦も出場できそうですね。
まだ不安定なのか、少し変なパスミスもありましたが
やはり攻守にわたって存在感を出してくれていました。次節も期待です。


もうちょっと頑張って欲しいところ

中盤での不安定さ
前半のパスミスや不要なボールロストの多さは目に余るものがありました。
村松は縦パスだけでなく横パスでもミスが頻出していてすぐにヒデと交代させられましたが、
峻希もパスミスが多かったです。
特に石津に出す楔のパスが狙われていましたね。
石津も低い位置で構えているので、そこをカットされると即カウンターでかなり厳しくなります。

また、北本と石津はボールを持ったときの判断が遅くズルズルノロノロと前進してパスの出し先がなくなるということが多々ありました。
もう少し判断を早くしてほしいです。

 

左サイドはお疲れ
千真はこの過密日程出ずっぱりで、かつほんまに激しく上下に走ってくれています。
さすがにお疲れのようでしたね。

相馬の守備の緩さもお疲れ状態の千真ではうまくカバーできずに穴になってしまっていました。
これは千真だけの問題ではないんですけどね・・・
今週の鳥栖戦さえ乗り越えたら、過密日程は終了するのでもうひと踏ん張りです!

 

最後に

日曜16:00キックオフという微妙な時間帯でしたが現地観戦の皆様お疲れ様でした!
勝利が欲しかったですが、あんな状態からでも2点とって引き分けまで持ち込める力がついてきたんやと考えると
ちょっと嬉しいものがありますね。
すぐに鳥栖戦が来ますが、そちらではきっちり勝利して欲しいです。