魚住日記

ロードバイクFELT F75に乗りながら、ヴィッセルを応援したり、漫画読んだり、ゲームしたり、写真撮ったりするブログ

2016年J1 11節 ヴィッセル神戸vs名古屋グランパス 所感と評価

2007年ぶりのリーグ戦での対名古屋勝利&今期初クリーンシートと素晴らしいGWの締めとなりました。
とはいえ、なかなか苦しい試合でしたが・・・


試合結果

神戸 :1 (11')レアンドロ
名古屋:0 

名古屋は速さの永井選手、高さのシモビッチ選手と注意しておかないといけないポイントがあって守備で手をやくと予想していました。
試合を見てみると、もちろんこの二人も厄介でしたが高橋選手、和泉選手、イスンヒ選手に躍動されてしまいました。
特に高橋選手のビシっと斜めから入る楔のパスと、イスンヒ選手のボール奪取能力には敵ながら惚れ惚れとしましたねー。

 

対する神戸は守備に重点を置きながら高さと速さをシャットアウトし、中盤を省略した形で前線にポイントを作るようにしていました。
峻希も三原も守備をしっかりしていたので、かなり硬い守備ができていたと思います。


1得点目:
CKで名古屋選手も警戒していたはずのレアンドロがゴール前からニアに動きなおして頭でフリックする形でゴール。
ニアのここしかない!っていうポジションに蹴り込んだ藤田のキック精度とレアンドロの技術の高さから生まれたゴールでしたね。
素晴らしかったです。


練習の成果かセットプレーからの得点が増えてきました。
やはり強いチームはセットプレーから流れを強引に捥ぎ取る力を持っていますので、神戸もそこを目指す必要があると思います。
一歩前進できたのでは無いでしょうか?


最後は名古屋のパワープレーに対して全員が集中した守備でヒヤリとするシーンを作らせずに勝利を得ました。
ヒデは今日も最後のキープ&ファウルゲットなどで魅せてくれましたね(笑)


良かったところ

守備陣の安定感

今節もスンギュのスーパーセーブに助けられました。(ほんまにすごい)
ただそれを除いても守備陣はかなり奮闘していたと思います。
高さと速さという油断すれば一発でやられてしまう武器に対して、粘り強く対応できていました。

 

三原のサイドでの奮闘
いつからこんなポリバレントな選手になったのか(笑)
なれないはずのサイドでボールのキープや奪取、そしてパスから攻撃を組み立てていました。
さすがにドリブルとかスピードは無いので縦への推進力という意味では厳しいですが、三原なりの長所を活かしてサイドをこなしていたと思います。


ペドロの頑張り
レアンドロが負傷交代してからは前線での守備も活性化させて、ポストプレー、カウンターとすべてのプレーをサボらずに奮起してくれました。
「大人になった」というのも変な言葉ですが、責任感やチームへの貢献ていうことをすごく感じるプレーでした。
最後の4人にかこまれながらシュートを放ったのは惜しかったですが、あれだけ精力的に動いた上に自分の良さを出そうとする姿勢が素晴らしかったです。

 

もうちょっと頑張って欲しいところ

様子見
今節も変わらず様子見です。
交代の意図は非常にわかりやすかったです。
レアンドロの怪我もありますが、攻撃的な増山を入れて追加点を狙いにいくという意図。
そして試合終盤になっても追加点が入らないので、リードを守りきるために守備力の無い増山から前田に変更と。
なので増山は懲罰交代とは考えず戦略的な意図での交代なので落ち込む必要は無いと思います。

ただしネルシーニョは「追加点を入れて来い」と送り出したはずなので、そこのミッションを達成できなかった点を反省して次に活かして欲しいですね。
今は完全に2年目選手にありがちな壁にぶつかっている伸び悩みの時期となっています。
スタメンメンバーと自分は何が違うのかというところを勉強して成長につなげて欲しいですね。


スカパーの実況解説のお二方は反省してください

実況:濱田隼平(中京テレビ)
解説:飯島寿久

実況の方は選手名の読み間違いや噛む頻度もさることながらイメージで語ることが多かったように思えます。
レアンドロとペドロが前から守備をしていたタイミングで「レアンドロとペドロは守備をせずに前残りをするので、中盤が間延びします」って言うのはどうなんかと。
まぁそういうイメージがあるのもわかるけど、結構前線からの守備しててんけどな。

 

解説の方は試合後のインタビューがひどかったですね。
何が言いたいのかわからん上に質問にもなっていないという・・・
挙句の果てに交代した増山の名前が出てこずにふにゃふにゃとした言葉に逃げるからもっとわけわからんことになってたぞ(笑)


試合中も神戸に関する話題ねーなーと思ってましたが、おそらく名古屋贔屓というよりは神戸に関する知識が無かったんだと思います。
お二人とも有料放送で仕事しているということを自覚して、もう少し勉強して頂きたいです。

 

最後に

ここからは上位陣との連戦です。
ストレスのたまる試合が多くなると思いますが、辛抱強く勝ち点を積み上げていって欲しいです。
とりあえず次節の川崎は参戦します!!