魚住日記

ロードバイクFELT F75に乗りながら、ヴィッセルを応援したり、漫画読んだり、ゲームしたり、写真撮ったりするブログ

2016年J1 18節 ヴィッセル神戸vsヴァンフォーレ甲府 所感と評価

後半戦の初戦は前半戦の初戦で痛い目にあった甲府
ほんまに後半戦の先行きを占うような試合やったので、勝利できてほんまに嬉しいわ!


試合結果

神戸 :3 (7')(10')レアンドロ (24')渡邉 千真
甲府 :0

 

前半のうちに試合を決めてしまって、後半はペースダウンして省エネで試合を終わらせました。
神戸とは思えないぐらい大人の試合でした。

ただ、これが今の神戸の強さとは思わずにギュっとしめて次節もしっかり試合をして欲しい。
この勝利は甲府さんのチーム状況がドタバタしているところ狙い撃ちしたようなもんやったので
純粋な力勝ちとは思えへんねんよなぁ。
クリスがいなくなってガッチリ守備からクリスの推進力で得点を狙うという形ができなくなって
全員がある程度高いラインを保って前から攻める形に変えたように見えました。
そこのバタバタしたところを、神戸のFW陣がきっちり仕留めきった感じですね。


1得点目:
相手のミスクロスをクニが峻希にパス。
そのボールを受けた峻希が縦にロングフィードし、裏に抜けたレアンドロがDF2人をブロックしながらきっちり仕留めました。
ほんまに見事なロングカウンターでした。
峻希がチラっとルックアップした後の綺麗なフィードは、ほんまに美しかったですねー
峻希は前半戦の終わりのほうでチームの調子が悪いときも、縦の意識が強くてくさびのパスもよく入れていたので
報われてよかったです。


2得点目:
スンギュの弾丸フィードから抜け出したペドロが2人を引き連れて、フリーになったレアンドロにパス。
そのボールをきっちり決めきってレアンドロ
最近決定機をはずすことの多かったレアンドロでしたが、ようやく持ち味の決定力が戻ってきました!
頼もしい!!
そしてまたもペドロのアシスト数が+1されました(笑) アシスト王狙えるちゃうか?

それにしてもスンギュの切り裂くようなフィードはすごかったなぁ。
最後尾からあんな得点につながるようなボールを出せるとやっぱりチームにいろんな選択肢が生まれますね。


3得点目:
ペドロが相手CBにプレスを掛けて生まれたミスパスを藤田がダイレクトでレアンドロに縦パス。
レアンドロが走りこんだ千真にパスし、ペナルティエリアで受けた千真が見事なシュートを突き刺しました。
今度は切れ味するどいショートカウンター

前線からのしつこい守備で追い込んだペドロ。
ワンタッチで綺麗に前につけた藤田。
ハットトリックを狙わずに、より確実なパスを出したレアンドロ
DFが二人ついていたので、アウトサイドで斜め後ろにトラップしてシュートの空間を作り出した千真。

全員の判断力が相手よりも優れていて、かつ美しいプレーでした。

 

良かったところ

前線の連動性と個性の発揮
前線の4人の連動性が上がってましたね。
それぞれが囮になったり、プレスにいったりして相手もなかなか捕まえることができていませんでした。
そうしたチームとしてのタスクをこなしながらでも各自の個性を発揮できていましたね。
特に成豪は立派!
バイタル付近でボールを受けたら、必ずセットプレーが貰えるまで勝負する姿勢はすばらしかった。
パスが通らなかっても、シュートがはじかれてもセットプレーがもらえていたので、最低限の結果は出せていましたしね。
もっともっと成豪の良さを見てみたいです。

 

DF陣の奮闘
前半で勝負が決まってしまったこともあり、きちんと4バックで守りきれていました。
なによりクリスがいない今キーマンとなっているチュカをきっちり押さえ込んだクニはよかったですね。
決定的な危機もヘディングで守ってくれていましたし。

峻希も相馬も引いて守備をしてるかと思えば、相手が油断したタイミングで攻め上がってて
相手をかく乱できていたと思います。

 

もうちょっと頑張って欲しいところ

後半に追加点が欲しかった
省エネプレイでしたが何回か決定機があったので、そこはきっちり決めてチームに勢いをつけて欲しかったなぁっていうのが本音です。

 

最後に

次節は鳥栖です。
FC東京に対して逆転勝利をしていて勢いに乗っています。

おそらくニウトンはこの試合から出れる思うので、
どんな試合になるか楽しみにしておこうと思います。
ネルシーニョも言っていましたが、この後半の序盤でどれだけ勝ち点を積めるかが上位進出のカギになります。