魚住日記

ロードバイクFELT F75に乗りながら、ヴィッセルを応援したり、漫画読んだり、ゲームしたり、写真撮ったりするブログ

2016年ナビスコカップ グループステージ 第2節 ヴィッセル神戸vs鹿島アントラーズ 所感と評価

鹿島は急造DFかつエースが代表でいないという状態だったので、100%実力勝ちではないですが
勝ちは勝ちです。
気持ちの良い勝利でした!

 

試合結果

神戸:4 (23')(64')ペドロ ジュニオール (37')渡邉 千真 (75')相馬 崇人
鹿島:1 (84')山本 脩斗

全体的に鹿島のプレッシャーがゆるく自由にサッカーをさせてもらっていた印象です。

 

1得点目:
ショートカウンターの理想の形ですね。
ペドロがスーパーだったということもありますが。
柴崎から中村に優しくないパスが入った時点で、ボールの奪い時と判断した石津と三原が挟んでボール奪取。
ノーファウルで見事にボールだけを奪っていました。
その後すぐにペドロにパスを出したのも判断が早くて、相手の切替が追いついていなくて良かったです。

 

ゴールに関してはペドロの個人技ですね。

完全に抜ききっているわけじゃないけど半身ほどのスペースがあればゴールを奪えるぐらいのシュートを打てるということです。
ここはペドロの判断力とシュート精度が光りましたね。

 

2得点目:
これもまたペドロのスーパーなプレーです。
中盤あたりでボールを奪った後はもう「THE ペドロショー!」ていう感じでしたね。
安易にファウルをもらうのではなく強引に突破しようとする姿勢や、何が何でもボールを残そうとするプレーは若手にとっても良い勉強になると思います。

 

千真のゴールもふかしぎみでしたが豪快に蹴り込んで爽快でした。
自分のゴールよりもチームを優先して献身的にプレーしてくれていたので
このゴールは僕らサポーターとしても嬉しいです。
これで前線のレギュラークラスは全員得点したことになりますね。
勢いも出てくるでしょう!

 

3得点目:
藤田の精度の高いピンポイントのCKからペドロのゴールとなりました。
相手DFを押さえながら首のひねりだけでゴールに流し込みましたね。

鹿島の急造DFのばたつきを上手くついた形になりました。

 

4得点目:
サイドバックのクロスをサイドバックが決めるという超攻撃的なゴールとなりました(笑)
まぁ三原がバランスは取ってたと思いますが。

多くの人間が絡んだ連動したゴールでした!
レアンドロと千真のキープ力は目を見張るものがありました。
あそこまでキープできると周りの選手は動きやすいですね。

ドリブルではなくパスを判断した小林も、走りこんだ峻希、相馬も見事でした。

 

失点:
まーたセットプレーからの失点!!!
磐田戦同様中途半端に出てボールに触れなかった徳重にも原因があると思います。
セットプレーの守備は課題ですね。


良かったところ

ボランチの安定感

三原は相変わらずちょっと怖い守備もありますが、ファウルぎりぎりで守備をできていますし
攻撃でも決定的ではないですが安定したパスが出せています。
まぁそれもこれも相方の安定感のおかげでもあるのですが。

 

藤田は完全にチームの心臓です。
藤田のコンディションが落ちたり、怪我をしたときのことなんて考えたくないくらい。
ほんまに安定感があって致命的なミスをしないし、藤田を経由することでリズムよくパスが回る。
また前への推進力もあるので、ちょこちょこゴール前に決定的なタイミングで入ってきてるんですよね。
藤田のゴールも時間の問題ではないでしょうか?


前線の安定した攻撃力

まぁ今のところスペースがあるとき限定なんですが、前線はレアンドロ、ペドロ、千真、けーじろーのうち
誰か3人がいれば安定して攻撃できるということが分かりました。
両外国人が軸なのは変わりませんが。
今は流れが悪いときでもゴールを奪いきってしまうぐらいのパワーがありますね。

 

あとは石津が一皮向けてくれれば・・・・ 頼む・・・
相手にボールを引っ掛けてしまうプレーが減ればさらに高いレベルに上がれると思うねんけどなぁ。

 

もうちょっと頑張って欲しいところ

交代メンバーのプレー
現時点でジョーカー的な使い方になってしまうので、プレーがどうしても攻撃に偏ってしまっていますが
まずはチームの流れを読んできっちり守備もさぼらずにしてほしいです。
特に小林は得点につながるパスやドリブルで抜くこともありましたが、入って早々に杜撰な守備からカウンターの基点になったり
低い位置で無理やりなドリブルをしてとられるなど判断力に疑問があります。
それを上回る攻撃センスがあるのは認めますがもう少し安定感が欲しい・・・

 

朝陽は残念ながらあまり足元でボールを受けることができなかったので、あまり輝けませんでしたね。
長い時間見てみたい選手ではあります。

 

最後に

公式戦3連勝!
未だ無失点の試合がないことと、ガチガチに引かれたときに同じようなプレーができるか疑問ではありますが
この良い流れを継続させて欲しいです。


長い目で見たときにネルシーニョの判断って本当に正しいんですよね。
昨年は調子の落としていたペドロだったり、サイドで千真を使い続けることで「そこは違うやろ!?」っていう感想でしたが
今年ふたを開けてみればこの二人がドンピシャの活躍。
特に千真は守備もできてゲームも作れてゴールも奪えるスーパーな選手になりました(笑)
きっと小林も石津も半年後ぐらいにブレイクするという信じて応援していきます!!