【ヴィッセル神戸】森岡亮太がポーランドの シロンスク・ヴロツワフへ完全移籍
年末からずっと噂はあったけど、公式発表があるまで感想を書かんとこうと思ってました。
遂にきてしまったかー
ヴィッセルに来た時からずーっと海外志向だったので、いつか海外移籍するやろなとは思ってたけど今年に来てしまったか。
シロンスク・ヴロツワフというチーム
2011-2012シーズンにポーランドリーグ(エクストラクラサ)で優勝していますが、今期は16チーム中14位と低迷しているようです。
サポーターが熱狂的なようなので、スタジアムの臨場感はすごそうですし選手もやりがいがありそうですね。
Śląsk Wrocław - Poland Supporters
ちょっとこれは熱狂的とかいうレベルを超えている気もしますが・・・
発煙筒がえらいことなってますね(笑)
わかるのはこれぐらいですね。
ポーランドリーグはJSPORTSでも放送していないので、どんなチームがあってどんなスタイルなのかとかが全然わからんのですよ。
これ森岡の試合結果チェックも難しいなぁ。
youtubeで探すしか方法が無さそうやわ。
森岡亮太の思い出
2010シーズンから高卒1年目で加入してきました。
セレッソとヴィッセルから誘いがあって、セレッソのほうが自分の得意なプレーを活かせるのがわかっているが苦手な守備を磨くことができるヴィッセルを選らんだと言っていました。そのころから海外移籍に必要なものを自覚していて、意識をしていましたね。
1~3年目は「お、これはモノが違うぞ!?」と思わせてくれるセンスを持ってたけど、スタミナ不足、フィジカル不足、守備力不足でなかなかレギュラーに定着できませんでした。
2013のJ2時代の夏からチームの中心に。気付けば、森岡システムと言ってもいいぐらい森岡を経由するチームになってました。
プレースタイルとしては古典的な10番の司令塔タイプと言われていましたが、最近はそうでもなく現代的なプレーヤーとして進化してきました。
前からきっちり守備をして、走行距離もチーム上位になってます。
遠目からパンチ力のあるミドルシュートも打てて、2人ぐらいに囲まれても取られないキープ力があり、ぬるぬるとウナギみたいなドリブルもできます。
そして何よりも視野の広さと精度の高いパス。そこに出すか!?という意外性のあるパスを出して外国人選手を自在に操る稀代の司令塔です。
2015シーズンはトップ下とボランチをいったりきたりで戸惑っていたり、チームが森岡に頼りすぎることでハードなプレッシャーを受け続けて本来の力を発揮できていなかったと思います。
なにより「森岡はパサー」という世間のイメージに囚われすぎていたのか、パスにこだわりすぎて自滅していたシーンが多かった。
(バイタル付近でフリーなのに難しいところにパスを出してカットされるシーンとか・・・)
森岡はシュートも打てて、ドリブルもできてパスも出せるという総合力の高い選手だったはずなのに、ちょっと行き詰ってた感じがしてた。
そういう意味では今回の移籍で殻を破れるかもしれないんで、森岡のいい経験になるんじゃないかと思います。
なんせほんとに好きな選手やったので、ごっついショック。
当然これからも応援は続けます!
ヴィッセル神戸のピンチ
主力しかも司令塔が抜けました。
それも0円移籍という最悪の形で。
2015シーズンの神戸はウヨンが組み立てを行い、森岡がバイタル付近で決定的な仕事を行うというチームでした。
ウヨンと森岡を徹底的に封じ込められてしまうと、まわりの選手は使われる選手ばかりだったということもあり前への推進力が停滞してしまうという現象が起きていました。
違いの出せるレアンドロのところまでまったくボールが回ってこず、ただロングボールを競り合うだけというかわいそうな状態にもなってました。
2016シーズンはチームの核であった2人が抜けました。
選手を使うことのできるゲームを組み立てることができるのは藤田ぐらいじゃないかなと思います。
司令塔タイプの選手を補強して2015シーズンの戦い方をさらに突き詰めていくのか、それとも縦に早いサッカーにスタイルを変えていくのか。ネルシーニョ監督の考え方に注目したいと思います。
今週にはもうチームが始動します。
せめてボランチかCBのどちらかの補強があることを祈ります。